いよいよ競技も3日目・・・個人戦の最終日。
課題は「スイカ2個、パパイヤ2個」を制限時間3時間で
仕上げるというものです。
とても繊細で、豪華で美しい作品が並びました。
台湾のYangさんの作品はこの日もキレキレ!
繊細かつとてもユニークで、多くの人だかりが
できていました。
しかもボリュームがすごい。
大会2度目のメダル獲得!!
まさにアジアのA New Hopeです!
こちらは、同部屋でお世話になった
友人ユジーニの作品。
彼はいつも自然体。この日も競技が始まる前
緊張することもなく、冗談を言ったり、
ぶらりと企業ブースを見学してました。
競技が始まってからは、丁寧に確実に、留まることなく流れるように
彫り進め、いつの間にか綺麗な作品が出来上がっています。
カービングに彼そのもののスタイルが出ていて
すごく清い作品を作られます。
う~~~ん、美しい!
彼、普段はレストランで働いているそうですが
美味しい料理を作れることが想像できます。
銅メダル獲得、本当におめでとう!!!!
他にも40近いテーブルに美しいフルーツの華が並びます。
タイカービングは700年前から続いてると言われますがまさにその歴史を受け継ぎ
世界各地で、切磋琢磨されていることがよくわかります。
そして、こちらはタイ出身の方の作品。
息を呑むほどすごく細かくて、一つ一つの
花びらが同じ大きさ・・これは圧倒されました。
そして、作品全体にお国の雰囲気がみなぎっています。
さすが微笑みの国!、カービングの母国!
たしかこの方が金メダルです^^
おめでとうございます!
大会の趣旨はフルーツで花を作る、いわゆるタイ風カービングですが
僕自身はほとんどタイカービングの経験がありません。
競技に参加することを決めてから、専用ナイフを買い
3ヶ月近く練習したのですが、綺麗な作品をつくれるまでにはとても
至りませんでした。
至りませんでした。
とにかく最終日・・・・駄目もとで、今日は思い切り楽しもう♪
と思ってスタートしましたが、いざ始まると
またもや必死・・・に(笑)
「げっ、スイカの皮が日本より硬い!」
「しまった、ペティナイフ忘れた! 細いカービングナイフだけで
完成させねば・・・」
「このパパイヤめっちゃでかい!
しかも外皮は青いのに、実は日本のパパイヤよりやわらかい!(◎_◎;)」
しかも外皮は青いのに、実は日本のパパイヤよりやわらかい!(◎_◎;)」
「全部できなくても、もともと苦手やし仕方ないな…」
「いや、まだまだいける!」
「いや、まだまだいける!」
「手がもうつりそう・・」
「いいわけ考えてないで、最後まで諦めずやり抜け!」
と自問自答。
スイカ
〇今年も友人たちと訪れた、
思いで深い地元の「大阪城」と桜
思いで深い地元の「大阪城」と桜
〇第二次大戦下にロシアから日本に亡命し
日本で最初のバレエ教室を開かれ、
慰問先の中国でなくなられた、「エリアナ・パヴロワ」さん。
ロシアに行く前、彼女のことを知り関連書籍を読んで感銘をうけました。
僭越ながら、もう一度彼女をロシアに、という思いで作りました。
僭越ながら、もう一度彼女をロシアに、という思いで作りました。
パパイヤ
春、夏、秋、冬をテーマに
スイカ2つ、パパイヤ2つをほぼ作り終え、
テーブルを綺麗に片付けてから、箱を台に仕立てその上に
テーブルクロスを敷き、盛りつけにかかります。
最後にパヴロワさんの帽子に、人参で作った
最後の最後までやり抜いた達成感と、事実上競技が終わったという
1秒ごとに全力投球のような、無我夢中の3時間。
練習よりうまくいったものも、いかなかったのもあり・・・・
友人でタイカービングが得意でらっしゃるSさんが
おっしゃってたとおり、なまものなので
毎回出来が違う・・・奥が深いですね。
テーブルを綺麗に片付けてから、箱を台に仕立てその上に
テーブルクロスを敷き、盛りつけにかかります。
最後にパヴロワさんの帽子に、人参で作った
蝶を乗せて、残り時間ジャスト0秒!!で終了しました。
最後の最後までやり抜いた達成感と、事実上競技が終わったという
なんともいえない脱力感で、疲れとはまた違う
ポワ~~っとした感覚でした。
ポワ~~っとした感覚でした。
1秒ごとに全力投球のような、無我夢中の3時間。
練習よりうまくいったものも、いかなかったのもあり・・・・
友人でタイカービングが得意でらっしゃるSさんが
おっしゃってたとおり、なまものなので
毎回出来が違う・・・奥が深いですね。
その後、長い審査のあと
結果発表の時間になりました。
結果発表の時間になりました。
審査員のマイクを通し、まず4位の友人アレックが呼ばれました。
彼は初日から私の度肝を抜く迫力ある作品を作っていましたし
友人の受賞が本当にうれしかった!
ハイタッチして興奮状態で彼を迎えました。
友人の受賞が本当にうれしかった!
ハイタッチして興奮状態で彼を迎えました。
その後に「イポーニッツ(日本の・・・)」と声が聞こえて
私の名前が呼ばれました。
ええっ?ほんまかいな!?という感じでした。
同じく4位の表彰状を受け取り、皆さんの拍手が聞こえ
うれしかった。
日本でFBを通して激励してくださった皆さん、
快く日本から送り出してくれた家族、お客さまの
おかげで、頂いた賞だと思っています。
こうして自身初めての大会参加を終えました。
翌日は国別の団体戦・・・同僚の応援にまわります!
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